ご家族が亡くなった後の手続きは、多岐にわたるものがあります。
相続人の確定から、相続財産の確認、遺産分割協議、不動産や自動車の名義変更、銀行口座の処理、株式などの金融資金に関する手続きなど、平日に役所や金融機関を何度も訪れ手続きをしなければなりません。
中には生命保険金の受け取りなど、直接的な相続手続きには含まれない手続きもあります。
また、遺言書がある場合は、遺言執行の前提として家庭裁判所で検認手続も必要です。

遺産承継手続のご依頼は、不動産の相続登記手続のみのご依頼と異なり、預貯金の解約や相続される遺産の振込等まで含む、包括的な遺産承継手続のご依頼方法となります。
例えば、ご遺産がご実家と銀行口座1件のみの場合に、遺産分割協議書の作成や必要書類の収集と併せて、ご実家の名義変更のみ依頼したい（不動産のみの相続手続）、といったご依頼でも結構ですし、相続人が仕事等で銀行の手続まで手が回らないため、銀行口座の解約も含めて全て依頼したい、といった際には、包括的な遺産承継手続のご依頼を頂くことが可能です。